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日本の湿気はすごい
帰国当日ウランバートルから70キロ離れたツーリストキャンプを出発するから、
朝3:15起床、4時前にはキャンプを出た。
前日はしばらく寝付けず、頭の中にさまざまな想念が湧き上がる。
ゆらゆら動く細いあやかしが右前方にあり、
うっすら青く光っている。その先の闇に入ってはいけない。

でもこれはモンゴルではない。
モンゴルに在るのは、意識を持つ巨大な岩石のようなものだ。
今それは薄暮の中にあり、人知の及ぶところではない。

そのままであれ。動かしてはいけない。

このイメージが正しいかどうかはわからないけれど。

出発前日、夕食後に馬官さんのゲルを訪問することができた。


馬乳酒に揚げパン、乾燥させたヨーグルト、
自家製バター、自家製チーズを出していただく。
乾燥ヨーグルトは、ほんのり甘くてカリカリと口の中でほどける。
ストーブでじっくり水分を飛ばして最後はゲルの屋根で乾燥させるそうだ。
カルシウムをたくさん摂取するためか、モンゴル人は皆きれいな歯の持ち主である。


私たちをずっと案内してくれた馬官さんは、夕方8時ごろには草原で馬を集めていた。
緯度が高いから、21時でも明るい。


先にロープがついた長い棒は馬(ときには野性馬)を捕まえる道具で、
私たち2人がかりでも持ち上げられないほど重たいそれを
馬上で片手に抱えるデモンストレーションをしてくれた。


牛の乳搾りを見せてもらう。
たくさんの牛たちが待っている。


搾乳の間は仔牛を柵の中に閉じ込めておくのだが、
解放された仔牛は母牛に駆け寄り、おっぱいを飲み始める。
こんな大きくなっても飲むんだ。


ゲルに戻ると熱い乳茶が保温ポットにたっぷり用意されていた。
3度目のモンゴルだけど飲むのは初めて。
うっすら塩味のそれを本では知っており、
日本人にはおおむね不評だったが、私はおいしいと思った。

グルメが言うおいしいとは全く違うものだ。

資源を求めて外国資本が入り、政治家に賄賂が渡り、
その分庶民の生活に影響が出ている、とガイドさん。

どこの国も同じようである。
日本の政治家に賄賂が渡っているかは知らないが、
庶民の生活が好転していないのは実感としてあるもの。


前日の夕食は、塩茹でした骨つき羊肉たくさんと、
茹でたじゃがいもとにんじん、サラダ。それと手打ちの平麺。
素朴でおいしい。

モンゴルらしい料理がいい。素材の新鮮さが際立つ。
ちなみにこのキャンプではサラダ用野菜を栽培していた。


初日は疲れ果てて、この先乗れるかしらと心配だったが、3日もすると慣れてきた。
運転手さんが併走しながら動画や写真を撮ってくれたが、
時速40から50キロ出ていたそうだ。

日本では絶対出せないスピード。もちろん鞍にしっかりつかまっていた(笑)。

朝早いから朝食のお弁当が用意されていた。

途中ハリネズミや狐に出会う。

出てしばらく走ると車のエンジン音がおかしい。
ドライバーさんは窓を開けて音に耳をすましながら行く。
ごく早朝の大草原でエンジンが止まったりしたらアウトだ。
ウランバートルの街並みが見えてホッとした。

そんなことでお弁当を食べ忘れたから、
機内食が出たときに少し食べてあとは引き取ってもらった。
野菜たっぷりのオムレツで、機内食よりもおいしい。

モンゴルは1年半くらい前に口蹄疫が発生し、肉、乳製品の持ち込みが禁止されている。
モンゴルのチーズはおいしいから残念だ。
もっとも、ずっと草原にいたから、買い物をする時間はなかった。
| hirao | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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平尾健二(ひらおけんじ)
東京都出身。多摩美術大学卒業後
積水化学工業デザイン部門に勤務。
古民家を入手し
別荘として改築したことで、
日本の文化、古民具に目覚める。
民家の移築建築相談承ります。
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